家族葬(かぞくそう)
家族葬とは
故人の近親者および本当に親しかった友人だけで行う葬儀・告別式。
かつては参列者の多い「本葬」に対して、小規模に行う葬儀を「密葬」といったが、現在は親しい友人を招く場合も含めてこうよんでいる。
家族葬が増えた原因として、高齢化が挙げられる。
高度経済成長時代には会社勤めの現役中か定年後まもなくに死亡することが多く、会社の同僚などが中心となって葬儀を行うのが普通だった。
しかし、高齢化社会となり、定年後20年もたって死亡した場合、会社には故人を知る人がほとんどいない。
また、東京で暮らしている子供のもとに身を寄せた地方出身の高齢者の場合、近隣になじみも少ないことから、子供など近親者だけで葬儀を行うケースが増えた。
釣り好きだった故人のために海を模した祭壇を用意するなど、近親者や親しい仲間だけで「その人にふさわしい」形で行う葬儀である。
wikipedia には次のように書いてあります。
家族葬(かぞくそう)とは、葬式の形態のひとつ。
基本的に、近親者のみで行う葬儀。
密葬と似ているが、こちらはごく身近な友人、知人も参列してそのほとんどが火葬場まで共に行く。
儀礼的な弔問は受けないということである。
特徴は通夜と告別式といったセレモニーを少人数でも行う事である。密葬の場合は、ほとんど遺族のみでお別れをして火葬というパターンが多く(「直葬」とも呼ばれる)、後日改めて本葬式をする。
家族葬は、前述した通り、通夜・告別式を行い、本葬式は行わない。
一般消費者が考え出した言葉ではなく、日本で1990年代に葬儀社が1つの戦略として作った言葉である。
小さな家族中心でのお葬式という事で家族葬という言葉を使ったのが始まりである。
近年では、家族や家族みたいな付き合いのある人を中心とした葬儀という意味で使われていて、葬儀の「様式」や「宗教形態」をなんら規定するものではない。
従って、通常のお葬式のように各宗教、宗派の聖職者も来てもらっての葬儀になる。
宗教色なしで、故人の好みで行う葬儀の形態として、自由葬というものもある。
家族葬は、小規模なお葬式の名称として捉えるのが良い。
家族葬はこれからますます増加
以上からまとめますと
家族葬は
- 言葉の由来=元は、葬儀社の戦略でできた言葉。
- 参列者=近親者、ごくごく少数の友人、知人 多くても50人以内
会社や町内会には家族葬で行うので参列や弔電・香典は不要と伝えておかないと相手が迷う。親族でも日ごろ付き合いのない人は呼ばない。以上の人には後日家族葬で済ませた旨を伝える。 - 香典は受け取らない
- 通夜・葬儀・告別式を行うが通夜は省略する場合も多い
- 宗教色はある(僧侶や聖職者を呼ぶ)が、宗教色もなくて行う場合も増えている。
- 家族葬が増えた原因
- (1)高齢化 現役中に亡くなるのではなくて本人が高齢になってから死亡した場合、会社には故人を知る人がいないから
- (2) 大都市を中心に起こっている人間関係への希薄化
- (3) 宗教色の強い葬儀や高額な葬儀を行うことへの疑問
- (4) 大都市に多い 葬儀について従来の慣例や形式に囚われない柔軟な考え方をするようになったため
- 宗教様式=葬儀の「様式」や「宗教形態」をなんら規定するものではない。つまり宗教様式は自由。無宗派、無宗教でも良い。
- 家族葬と密葬の違い=家族葬とは厳密には密葬ではない。密葬をする場合は本葬をあとに執り行なう。
しかしながら、内々の家族親族だけで密葬をしてあとに本葬をしないところも大都市を中心に増え、そのような場合は、密葬が家族葬と同じような意味合いを持つ。
その他最近ふえている葬儀形態に直葬(じきそう・ちょくそう)というのがある。
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