故人の戒名、生前戒名を授与していますーNKS日本生前戒名推進会
信士・信女、釋・釋尼(しゃくに)の通常戒名は19,000円 (桐箱なしなら18,000円+送料全国500円)、居士・大姉3万円、禅定門・禅定尼3万円
院号付き戒名は、6万円(7文字以下の院号戒名)または7万円(8文字以上の院号戒名)にて授与しています
ただし、院大居士、院清大姉は8万円となります 院号なしの大居士・清居士・清大姉オプション(+10,000円)
院殿号戒名料金は27万円にて授与
子供さんの場合:水子1万円、15才以下(嬰児・嬰女、孩子・孩女、童子・童女) 15,000円
※ 戒名は宗派担当僧侶が授与いたしますが、葬儀や法事の僧侶派遣はしておりません
※ お位牌は仏具店・仏壇店またはネット通販でお客様直接ご購入下さい 当会から発行する用紙を持ってご依頼下さい
当会授与の低料金戒名のメリット
葬儀代 ドイツ19万円、英国12万円、韓国37万円、日本239万円
お布施, 葬式・葬儀 老後の先を考える
お葬式の値段(費用)は地域、方法、人数、その他により幅、開きがあり単純に平均費用を算出するには困難がありますが消費者協会主催のアンケート調査によりますと下表の通りとなっています。
支払い先は葬儀社、飲食接待関係、そして寺院関係に大別されます。合計で全国平均が239万円となっています。
葬儀社への支払い
全国平均 151万円
80万円~400万円の幅。原価40%と言われる
飲食接待料
全国平均 39万円
通夜、火葬後飲食など
寺院関係費用
全国平均 49万円
読経、お布施、戒名料など
(計) 全国平均 239万円
(会葬者人数、葬儀方法、地域格差により大差あり。2003年調査)
葬儀社、飲食でかかった費用(上表の190万円)総額の比率と幅
350万円以上 16%
150万円~350万円 54% 平均214万円。上表では190万円(寺院関係除く)
150万円以下 30%
ちなみに外国の葬儀費用総額の平均はドイツは19万円、英国は12万円、韓国は37万円だそうです。
戒名とは その1 戒名の意味
本来戒名・法名・法号は、仏教の修行をすると決断したときに、師匠である僧侶から、戒律を授かると同時に戒名(基本的には2字その下に位号 例:正海居士)をいただきます。
法名は法諱、諱(いみな)ともいいます。
戒名とは で述べました江戸時代・播州の高僧盤珪(ばんけい)禅師の法名は、永琢(ようたく)です。
現代では、山田信雄の法諱つまり僧名が、宗信(そうしん)であるとすると、俗姓を冠して、山田宗信と呼ぶのが通例です。
一般在家の人でも、たとえば修行をして修行の真剣度が認められた場合に、師匠の僧侶が弟子に戒名を授けます。
本来から言えば、仏教を信じない人・修行しない人は、戒名は不要であるし、亡くなってもつけなくてもいいわけです。
それで死後の行き先が変わるわけではありません。
戒名の長さやましてや寺院に支払った戒名の値段によって、変わるはずがありません。
戒名とは その2 戒名・法名・法号の構成
- 戒名の構成 戒名は、院(院殿)号・道号・戒名・位号という構造から成り立ちます。
一般的には道号・戒名・位号の順番に言う場合が多いのです。
戒名につける文字の選択で、男女の区別もします。
本名の一字を取ることが多く、また地名や家名を入れることもあります。 - 院号・院殿号
これは、仏教の信仰心の厚い信者につけられたり、
大名や藩主、領主、その夫人、大臣などや、
仏教・僧伽(そうぎゃ・サンガ)・国家や地域社会に貢献をしたような人、
寺院や伽藍を寄進したような人につけられます。
もともと出家した僧侶は仏道を究めることだけが目的ですから、衣食住にとんちゃくしません。仏道を究めたら今度はそれを人に伝えるのが目的になります。
その仏法を聞きたい一般の人の中で、僧侶にいてほしいので寺院を寄付するような人がいました。
それが寺院の起源です。釈尊在世当時、竹林精舎、祇園精舎というのがそういう形でできた僧団の居住所すなわち寺院なのです。
そういう貢献者が院号を頂戴します。
(釈尊の時代には院号も戒名もありませんでしたので、大寺院の祇園精舎を寄進した給孤独長者スダッタ(祇樹給孤独園)は院号ももらいませんでした)
- 院号(いんごう) 院号とは天皇が退位して隠居された御所を院と称したことから来ています。
院とは立派な屋敷つまり寺院仏閣やその一部を建立するほど仏教を篤く信仰し、仏教や僧侶の守護に対して貢献した人に院号が与えられるものです。
- 院殿号(いんでんごう) 院殿号とは足利尊氏が皇族にならって「等寺院殿」という名前を戒名の上につけたことが起源といわれています。
「院殿」は文字数が多く、院号よりも上のものと解釈されていますが、院号と同様に仏教や僧伽に対して相当な寄進や尽力をした人で、篤信高徳の人・貢献者に対して与えられる尊称です。
たとえば、徳川家康の戒名は、東照大権現安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士(とうしょうだいごんげん・あんこくいんでん・とくれんしゃ・すうよ・どうわ・だいこじ)と言います。日本一長い戒名です。ただし、東照大権現というのは没後神格化して贈られた号なので、安国院殿からが戒名と言ってもいいです。家康はこれ以外に2つか3つの戒名を持っています。葬られている寺院がいくつかあるからです。
ちなみに東照宮は、寺院ではなくて家康自体を神格化して祭っている神社になります。
- 庵号(あんごう)・軒号(けんごう)
庵とはいおりのことで、 軒とは建物の意味です。戒名のおける庵号・軒号は院号につぐ称号とされています。
上杉謙信ですが、もとは、長尾景虎で、本名は上杉輝虎です。
不識庵謙信という戒名でした。
だからよく知られている謙信は戒名なのです。
没後は不識院殿真光謙信となりました。
- 道号(どうごう)
本来は、修行のできた僧侶をあらわす名前です。出家に限らず、修行を達成した在家、もしくは修行に熱心な在家の男女にも与えられます。
在家の人の道号には本来の修行の程度を表す意味のほかに、主に生前のその人の功績や性格・趣味や特技などを讃える意味の文字を組み入れたり、季節観を入れたりします。
男女の区別も文字で表現することが多いです。
- 戒名・法名・法号(かいみょう・ほうみょう・ほうごう)
生前の故人の名前・俗名からを取って使うことが多いですが、必ずしも俗名は必要ではありません。
たとえば、武田信玄の「信玄」は、本名の「晴信」から取った戒名です。
「信」が使われています。
日蓮宗では、法号と呼びます。浄土真宗では戒を授けないので、法名と呼びます。
- 位号(いごう)
階級を表します。居士・大姉、禅定門・禅定尼、信士・信女など
です。位号で性別もわかります。
浄土真宗では 釈 と 釈尼 で男女を区別します。
浄土真宗では、信士・信女は用いないことが多いのですが、位牌等には書くことが多いです。これも地方によって異なります。
全般として、曹洞宗 臨済宗 黄檗宗 浄土真宗(真宗) 浄土宗 天台宗 真言宗 日蓮宗 法華宗 律宗 唯識宗 華厳宗 法相宗 時宗 等、宗派によって戒名のつけ方の差異があります。
生前戒名、戒名を自分でつけるのはどうなのか
以上のようなのが戒名・法名・法号の仕組みです。
戒名とはのページで述べましたように、元来戒名・法名・法号というのは、人が仏教を信仰しよう、仏道を修行しようという時にあたって、師僧からいただくものです。
本来人生を豊かに充実させるためにある目覚めの道つまり仏教ですから、本来は、死後につけるのは手遅れなわけです。
死後という差し迫った非常事態に戒名・法名・法号をつけるので、僧侶の言いなりになり、言い値で承諾せざるを得ないのです。
本人がなくなってから、戒名の値段で戒名が決まり、その戒名で亡くなった人を差別することになりかねません。
戒名の相場があって、特に都会では高い値段がついているというおかしな事態になっています。
もっとも理想的な方法は、尊敬できる師僧を探し出して、その方から戒名・法名・法号をいただくことです。戒名自体は無料または本当に低価格で受けることができる場合もあります。
最近は、戒名を寺院に頼むのはいやだし、仏教を特に信仰したり、修行したりしないからということで、自分で戒名をつけ、自分で供養する人も現れ始めています。
特に因習や迷信にとらわれない知識人の間に、規制の葬式仏教の体制から自由になろうという方が多いようです。
葬儀も僧侶なしで済ませている人もいます。
上で言いましたように、仏教徒として修行するのでなければ、
戒名をつけないでいいのです。無戒名のまま俗名で押し通すのも一法です。
しかし、それでは頼りないので、自分で戒名を自分でつけるという方々も増えてきています。
戒を授かることなくして、自分で戒名をつけるというのは本来の仏教的な意味合いからはずれます。
また、戒名を作成するには、仏教の基本的教え、漢字漢文の知識、宗派ごとの決まり、読みなどに熟知していないと、出来上がったものが奇妙な名前(戒名)になってしまいます。
人前で披露したり、お位牌、墓碑に刻むのは到底はずかしい、陳腐な戒名になっている場合が多いのです。
戒名なしで行くか、そうでない場合は、学識ある僧侶に依頼するのが最善です。
当会では戒名鑑定 (←クリックして下さい)サービスもいたしております。
あなたが自分でお付けになった戒名を鑑定して、必要があれば専門家の観点から添削いたします。